地元の良さを伝えようと、愛媛県松山市文京町の東雲小学校4年生59人が4日、「ガイドキッズ」として、松山城で見どころなどを観光客に説明して案内した。
 同校では、毎年4年生が総合的な学習の時間で、校区内にある松山城について学んでいる。実際に見聞きしたことを文章にし、「ガイド」として披露している。
 4日は、おそろいのたすきを身に着けた児童が、長者ケ平から天守広場まで9班に分かれてスタンバイ。観光客に石垣や門の構造や、敵と効率よく戦える仕組みを解説していた。慣れてくると「どこからいらしたんですか?」「松山観光を楽しんでください」と声を掛け、観光客は「ありがとう、頑張ってね」「いい思い出になりました」と喜んでいた。
 児童は来年1月15日にある松山城の「誕生日」イベントでもガイドを行う予定。